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外国人のお話シリーズ【2】

皆様こんにちは。

外国人のお話シリーズ(私が日本語の指導をしていた時の)の第2回でございます。

今回はタイ人のスタッフのお話をさせて頂きます。

タイの人はもれなく明るく、笑いに貪欲で、感情表現も豊かです。

私が指導していたのは若い女性2人でしたが、どちらもギャグに敏感で、それも日本語の上達に役立っている気さえしました。

タイでも日本のアニメは大人気で、「クレヨンしんちゃん」も人気があり、タイの若い人はみんな知っています。

知っているだけでなく、初期のしんちゃんのあの「大人をイラッとさせる喋り」をよく私の前で真似をしていまして、

(『みればぁ~』とかのアレです)私がイラッとするのを見て面白がっていました。

日本語習得においては、やはり「丁寧語の使い分け」と小さい「っ」の発音、そして「漢字」で苦労していました。

どれも外国人がほぼ全員苦労する点です。

日本語の小さい「っ」のことを「促音」といいますが、タイ語や中国語にはその概念がありません。

(厳密にいえば英語にも促音はありません)

なので、「あなたはここに行ってください」が「あなたはここにいてください」になってしまってました。

・・・それでどうしたかというと、私の呼び方を「かっちゃん」と呼ばせることにしました。

1日何度も「っ」を発音させることで少しずつ自然と覚えていきました。やはり外国語の発音は「回数」が大事ですね。

漢字の習得は、やはり中国人はあまり苦労しませんが、タイの人にとっては超「難所」です。

自分の国の文字が「สวัสดีทุกคน.」などの形ですからね(実はローマ字に近いのですが)。手書きの領収書などで今も苦労してると思います。

あの明るい笑顔で乗り越えていってほしいなと願っています。

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